高卒認定試験の難易度・合格率について
文部科学省が発表した平成21年度第2回高卒認定試験の実施結果によると、合格率は35.8%で、昨年度と比べると1.4ポイント下がっていますが、出願者数や受験者数は増加しています。
これは、高卒認定試験では高校全日制課程在籍者の受験資格が認められるようになったことから、不登校の学生などが高校に見切りをつけて高卒認定試験に挑戦するようになったからでしょう。
高卒認定試験は入学試験とは違い、より多くの人たちに進学や就職のチャンスを与えるために実施される試験です。
つまり、受験者に競争させて落とすのが目的ではなく、受かってもらうための試験ですので、内容も中学~高校1年生で学習するような基礎学力を判定するレベルになっており、難易度はそれほど高く設定されていません。
受かってもらうための試験とはいえ合格率があまり高くない理由は、高卒認定試験は年間3万人以上もの人が受験しているからですが、合格者の定員はなく、学力が一定基準に達していれば合格となります。
高卒認定試験の合格基準については、文部科学省が得点基準を公開していないため正確にはわかりませんが、予備校などによる推測では、各科目100点満点中40点前後が合格基準だといわれているので、各科目50点獲得を目指して勉強するとよいでしょう。
高卒認定試験は科目数が8~9つあるので勉強しなければならないことが多く、それで大変だと思うかもしれません。
しかし、少なくとも1科目に合格している人は90%以上いるそうですから、基礎学習に的を絞ってコツコツと勉強すれば心配することはないでしょう。